【アニメレビュー】 シゴフミ 第06話 サケビ

]

　今回の「シゴフミ」は、ずばり「イジメ」がテーマ。前は立てこもりの回の時に修正がありましたが、今度はサンテレビが放送を中止しやがりましたｗ　

　まぁ、TV局は、団体と名のつくものに極端に弱腰になる傾向があるので、仕方ないといえば仕方ないのですが・・・。団体がスポンサーの企業に直電すると困りますしねぇ。

　ただ、現実はもっと酷いので、こういう作品こそ放送するべきだと思うんですけどね（笑）　まぁ、ここらへんの話はダークになりすぎるので止めましょう。

　話を戻して、今回の話は、ひたすらいじめられていた生徒が自殺してしまいます。そして、次にそれを傍観していた生徒にターゲットが移ります。

　生徒は自分を護るために、いじめていた側を刺すんだけれども、今度は社会から抹殺され・・・。

　そして、この事件がまた別のいじめを生み・・・無限の負の連鎖が続いていく・・・。今回の話は、こういう全く誰も救われない話です。

　でも、実際の世の中は何度も言いますけどもっと酷いので・・・。そもそも、この世において、「誰かが救われる話」なんざ、そんなにありませんしねｗ　まぁ、全く無いとは言いませんけども。

　この話、そりゃ、見てる人はいい気持ちには全くならないと思います。ただ、でも、この手のメッセージを直接的に伝えられるのもアニメの持つ能力だと思うんですよね。

「動物の生存本能に基づく行動としては正しいけれども、社会的には間違っている」と。こういう矛盾の世界の中に自分たちは生きているんだと。そして、実際はもっと酷いんだと。

　この作品は評価できると思います。